海外へ猫を連れて行く方法 カナダへ

海外へ猫を連れて行く方法 カナダへ

連れて行くためにはいくつかハードルがありましたので、経験したことを書いておきたいと思います。
※個人の経験になりますので、もし連れて行く場合は参考程度にご自身で確認お願いします。

それでは愛猫の情報から
・年齢:4歳
・人懐っこいがびびり
・結構鳴く

行き先:カナダ

飛行機

これが最大の心配でありました。最近某航空会社でも座席の上の棚に犬を入れて死んじゃうケースもありました。
なので貨物室には入れることは出来ないなぁと思っていたところ、なんとエアカナダは客室に持ち込んでもいいらしい。

エアカナダのペット連れ

国際線は片道100カナダドル

ただし条件があります。

ゲージの大きさ(機種によって例外あり)
ハードタイプ
高さ: 23cm
幅: 40cm
長さ: 55cm
ソフトタイプ
高さ: 27cm
幅: 40cm
長さ: 55cm

・大人1人につき猫または小型犬1匹まで。
・ペットは生後12週齢以上で完全に乳離れしている。
・ペットは常にキャリーケースに入れ、座席下に置いておく。

このキャリーケースの制限がなかなか難しかったです。
というのは我が愛猫様は猫のくせに6.7kgという巨猫でありまして…
普通のゲージでは小さくて長時間その中は不憫でなりませんでした。

そこでAmazon、楽天で探し回ってたどり着いたのがこれ。

こちらはなんと側面がファスナーで拡張するという優れもの。これで多少のスペースは確保できるはず。
問題は規定のサイズの高さを若干オーバーしていること。

少しぐらいならいけるだろうと購入。

まずはインターネットで座席の予約。
すぐにエアカナダに直接電話して購入した航空券を伝えて猫も同乗することを伝えます。
ここで猫の座席のチャージがされます。
1つのフライトで動物が乗れる数が決まっているそうです。4匹?とかそんなんだったと記憶してます。
まぁ、そんなにいるもんじゃ無いと思いますけど。

そこでゲージの大きさを伝えます。
「もしかしたら、数cmだけ大きいかも・・・」的な感じでお伺いを立ててみたところ
「規定のサイズをオーバーしたら絶対乗せれませんので」と強めに言われてしまいました。
これはまずい。

高さが3cmはみ出している・・・。
なので縦に針金のようなワイヤーが入っているのですが、それを捻じ曲げて改造。
なんとかサイズに収めます。

検疫

日本から海外に犬・猫を連れて行くのは比較的簡単です。
というのは、日本は狂犬病がない国なのでどこもそんなに厳しくない。(もちろん相手国によりますが)
カナダの場合、一応狂犬病の注射を打った英文の獣医の証明書があればいいみたいです。
ただし、日本に再入国する場合は結構大変。

いつ帰らなければならないかわからないので、念のためそのための準備もしておきます。カナダでやるのは大変そうなので。

輸入の手順(動物検疫の輸入の手引書 PDF)
– マイクロチップの埋め込み
– 狂犬病の注射(1回目)
– 狂犬病の注射(2回目 30日以上あけて)
– 狂犬病抗体検査(血液を採取し自分で神奈川にある抗体検査センターに冷蔵で送ります)

このために3ヶ月前から何度も動物病院を行ったりきたり。
狂犬病の注射の証明書の英文でサイン入りの書類の作成をお願いしたり、郵送で血清を送ったり、検疫の書類を書くために何度も空港のセンターとメールと電話でやりとりしたり結構面倒でした。

しかし、どこのセンターや病院も電話やメールで聞けば丁寧に案内していただいていたので助かりました。

・狂犬病注射の英文の証明書
・狂犬病の抗体検査の結果票
・マイクロチップの埋め込み書類
・輸出検査申請書
・3種混合ワクチンの証明書

書類はなんとか揃いました。
果たして入国拒否されずに行けるのでしょうか?
正直、なによりも猫のことが一番心配でした。

出発

まず諸事情で出発前日に関空にあるペットホテルに猫だけ預けて当日そのまま出発します。
愛猫には相当ストレスかかったと思います。
なにせ初めての1人での知らない場所での外泊。
そのあとゲージで少なくとも13時間は入らなければなりません。

出発3時間前に関空の動物検疫所へ行って健康診断と書類の確認をします。
これがまた分かりにくい場所にあります。というか違う建物になります。
一度ターミナルの建物を出て隣のビルへ。

関係者しか入らないビルの2Fにあります。

検査は結構すぐに終わりました。
終わると検査済みの印をつけてくれます。

次に手荷物検査。
エアカナダのカウンターで猫の同乗を伝えます。

ここでゲージの大きさを測るのかと思いきや、ちらっと見ただけでスルー。
えっ、いいの?っていうくらい見てない。
これはカウンターの人にもよるのかもしれません。
規定のサイズにしてあるので特に問題はないのですが、あの苦労はなんだったんだ。

飛行機の座席はラッキーにも隣を空席にしていただいていたので、出発したらゲージを座席に乗せていました。
離陸・着陸の時は足元に。

さすがにトイレは最後までせず。これはこれで心配です。

入国

さあいよいよ入国審査です。
ここで書類の不備があって猫だけは入れないとか一時預かりとかになったらどうしようとドキドキしておりました。

荷物をピックアップしてそのすぐ横の検疫窓口にいきます。

書類を見せて・・・
「OK」

秒で終了。
え?入国ってこんな簡単なの?という感じ。

狂犬病の書類があれば一瞬で終わります。

これで晴れて愛猫もバンクーバー入りできました。

まとめ

今回はとりあえず入国できました。
書類集めと検査で3ヶ月前ぐらいから色々と動いて準備していましたのでスムーズに持ち込むことができました。
次は日本に帰ることがあればその時の方が大変かもしれません。

エアカナダ以外にも客室に小型動物を持ち込める航空会社は世界にはあるみたいです。
貨物に乗せるのは絶対に嫌だったので助かりました。

到着後1日はビクビクしておりましたが、2・3日で慣れてくれました。
なんとか元気です。

「飛べない猫はただの猫さ・・・」