年賀状もお中元もお歳暮もやめよう

年賀状もお中元もお歳暮もやめよう

基本的に「行って来い」のものが嫌いです。つまり送って送り返されるもの。

年賀状なんかはまさにそれ。
かくいう自分も学生時代はせっせと年賀状を書いておりました。そして元旦の朝が楽しみでもありました。たまに送ってなかった人から来たら焦って送り返す。
しかし今となっては1通も出しておりません。
来ても出しませんし、そもそも「出さない宣言」をしてからは来ません。

 

なにが嫌か

 

このFacebook、instagram、twitter全盛期にわざわざ元旦だけに形式的な文章の挨拶のやりとり必要ですか?

連絡とりたい人はフォローしてるし何かしらで繋がっています。
では、SNSもやっていないネットもやっていない人、おばあちゃんとか高齢者、ネット弱者相手にはどうするんだ。

それが無かったら全く関係が切れてしまうではないか、という問題。

いや、電話しろよ。会いに行けよ。
「そこまでする相手ではない」、「ちょっと面倒だけど年賀状くらいなら形式的に送っとくか」、という相手ならもう関係いらないんじゃないか。いずれ関係は切れるはず。

もう若い人はほとんど送ってないので関係ないですけどね。
まだなんとなく送ってる人はやめてみてはどうですか?

 

お歳暮もお中元もいらない

 

歳暮(せいぼ、さいぼ)
日本では、暮れに世話になった人に対し感謝するなどの歳暮周り(せいぼまわり)と呼ばれる年中行事が行われることが多い。このときに贈り物がされるが、この贈答品がお歳暮と呼ばれ、現在では「歳暮」「お歳暮」といった場合、この贈答品、または贈り物の習慣を指すことが一般的である。
wikipediaより

中元(ちゅうげん)
道教に由来する年中行事で、三元の1つ。もともと旧暦の7月15日に行われていたが、現代の日本では新暦の7月15日または8月15日に行われる。この時期に、世話になった人々に贈り物をする習慣を特にお中元とも呼ぶ。wikipediaより

つまり普段お世話になった人に対して感謝の意味を込めて送る贈り物。これはこれで素晴らしい文化である。

しかし、はたして感謝の気持ちは伝わっているのだろうか。
もし本当に感謝を示すなら、みんなが一斉に送りつけてくる時期ではない時に贈り物したほうが費用対効果はあるかと思うのですが。

 

もらった側も困る

 

目上の人以外は、もらった方もなにか返さなければというプレッシャーがかかります。
そのためにもらったものと同等の品物を送り返す。この別に欲しくもない少し高級な品物が「行って戻ってくる」という無駄なラリーが嫌なのだ。

お歳暮・お中元なんかも、お世話してた方はこんなもの欲しいためにお世話してたわけではないはず。

自分が貰ったら結構困る。

 

返すなら違う人に

 

恩をもらったらその人に返すのではなく、その恩を違う人に送りましょう。
してもらった感謝を違う人に渡すことで感謝や恩はつながっていく。
「行って来い」だとそこで完結してしまう。
そうではなく、奢ってもらったら誰かに奢ってあげる。世話になったなら誰かの世話をしてあげる。教えてもらったら次の若手に教えてあげる。
そうやって恩はつながっていく方が健全だと思います。

むかしある先輩に奢っていただき、返そうとしたら「自分も散々やってもらったから、また後輩に同じことしてあげて」って言われて震えたことがあります。そういうこと。

 

感謝は忘れずに

 

当たり前ですが感謝の気持ちは忘れないようにしたいと思います。その上でお歳暮やお中元という儀礼的な品物の交換で終わらせないでねって言う話。お世話になった人にはちゃんと感謝を示しましょう。

お歳暮送るぐらいなら直筆の感謝の手紙3枚ぐらい送るか電話するかしておいて、そのお歳暮のお金を何かに募金するか若い人達に使ったらどうでしょう。

 

循環させましょう

 

若い人がお歳暮・お中元など贈答の文化がどんどん少なくなっていて、デパートの売上も落ちていってるみたいですが、仕方ないよね。物の消費の時代は終わったんよ。

経済的にはマイナスかもしれませんが、シェアしたり循環していく社会システムに変化している証拠。

どんどん恩も感謝も循環させましょう。